マーケティングにおけるランディングページの重要性|北海道・旭川のホームページ・DTPデザイン制作会社、ドリームクリエイト
2023.07.21
マーケティング「マーケティング」という言葉はよく耳にする言葉だと思いますが、今ひとつピンと来ない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、このマーケティングというものについて、ちょっとお話ししたいと思います。
マーケティング=モノを売る
すっごく簡単に表してしまうと、マーケティングは「モノを売る」ということにつきると思います。
ここで、また皆さんの「?」マークが見えてきます。
「それって営業じゃないの?」と。
はい、確かにその通りです。マーケティングの最終ゴールは、「モノやサービスを売る」こと。営業と同じです。では、何が異なるかというと、そこに流れている「時間軸」が違う、と考えていいでしょう。
もう機が熟していて、すぐにでも購入したい!という場合には営業の出番。
すぐにカタログなり、試乗なり、サンプルなりを手配すればいいのです。
でも、モノやサービスを買う時って、いつも機が熟しているとは限りません。今使っているものがちゃんと機能している時には、購買意欲というものはほとんどありませんよね。そこにカタログやサンプルを持って行っても、「いや、今は必要ないよ」で終わってしまいます。そうではなく、そのモノが壊れた時、あるいは使えなくなり、「じゃあ何にしようか」と考えた時に選択肢候補として上がるためにマーケティングが存在するのです。マーケティングは、未来の「モノやサービスを売る」ために存在しています。直近で直接的な売上にはならなくても、イメージ作りやブランディングをしておくのです。
そのサービスを取り入れることで、こんなに生活が変わる。より便利になって、空いた時間でこんなことができるようになる。そうして市場機会を温めておき、機が熟したところで営業にバトンタッチする、という流れがマーケティングなのです。
マーケティングの手法いろいろ
マーケティングの手法は様々あります。代表的なものがメールマーケティングですね。
興味を持ってもらった人からメールアドレスを提供してもらい、サービスの紹介や事例を紹介したりするあれです。皆さんもきっと見たことがあると思います。マーケティングメールの特徴は、「買って、買って!」というものではないことです。
そして、近年多いのが各種SNSを利用したマーケティング。
いわゆる「映える」写真を使ってイメージを上げたり、インフルエンサーと呼ばれる影響力の高い人たちからの発信など、「あ、この商品素敵!」とか「これ使ったらよさそう!」と思ってもらうことが第一です。直接そこで売らなくてもいいのです。見ている人に、その「いい感じ」が伝われば、マーケティングの勝利です。
そして、以前よりある展示会。
これも立派なマーケティング活動です。そこの場所で売らなくたっていいのです。来場者の方の連絡先(メールアドレス)をゲットできれば、そこからマーケティング活動を始めることができます。
そしてオンライン上でよくある「今だけこの〇〇が100円でダウンロード可能」のようなコンテンツ販売。
これも、その商品を買ってもらいたいわけではなく、それらの分野に興味を持っているだろう方々からメールアドレスをもらい、もっと高額な商品を買ってもらうためのマーケティングです。
このように、マーケティングは今モノやサービスを売るのではなく、近い将来や未来に購入してもらうための礎を作るものなのです。これを、マーケティング業界では「リードナーチャリング」と呼んでいます。メールなどを獲得した「購入見込み顧客(リード)」の購入意欲を高め、将来的な受注につなげていく、という手法です。メールマーケティングなどでは、リードに「刺さりそう」な配信内容をいろいろ用意しておき、様々な方向から購入意欲を高めます。メールを開封して、「詳しく見る」などをクリックしてくれるとその方のスコアが上がり、またその人が興味を持つであろう別のコンテンツが配信されます。こういったステップアップメールも、きちんと考えられて作っているのがマーケティングなのです。シナリオが作られているわけですね。
メールの着地点、ランディングページ
このリードナーチャリングにおいて何よりも重要なのがランディングページです。
はっきり言って、マーケティングの際にホームページは特に必要ありません。なぜか。その人に興味があることが必ずしも書いていないのがホームページだからです。ホームページは企業の情報が書かれている部分であり、また情報もちりばめられているため、ホームページを見られてもそこで終わってしまいます。
ではなく、そのメールに反応して詳しく見たいと思ってくれた人が本当に欲しい、知りたい情報だけが載っているランディングページが超大切なのです。ランディングページは、広告やメールなどの内容を引き継ぎ、より詳しく説明します。そのランディングページの作り方1つで、リードの反応が大きく変わって来ます。これから先、この情報をもっと知りたいのか、それとも今回で見限ってしまうのか、はそのランディングページ次第です。
ランディングページは、いわば一連のマーケティングの集大成といってもいいかもしれません。ここの「出来」次第で大きく売上などが変わってくることもたくさんあります。ぜひ、このランディングはよく吟味して、デザイン会社などに任せる場合も細かくチェックしたほうがよいでしょう。はっきり言って、ランディングページにかっこよさやデザイン性の高さはそこまで必要ではありません。
要は、広告やメールを見てランディングページまで来てくれた人に満足した内容を与えられるかどうか、です。メールや広告を含めたトータルでのシナリオができていないと、その次のマーケティングに繋がりません。
いかがでしたか?
ランディングページは、いつものホームページとまったく異なった手法が必要です。そこには、マーケティングなど「モノを売る」という至極大切なビジネスの原点があります。
ぜひともランディングページの作成は、信頼できる業者と綿密な連絡を取り合って練り上げて欲しいと思います。絶対に、任せっきりはダメです。デザインばかりよくて、ちっともメールや広告と連動しないランディングページが100個あっても、売り上げには繋がりませんから。ちなみに、ドリームクリエイトはマーケティングの手法を取り入れたランディングページ作りが得意です。
ぜひご相談ください。