デザイン案に困ったときのヒントの見つけ方!|北海道・旭川のホームページ・DTPデザイン制作会社、ドリームクリエイト
2023.06.02
DTPデザイン「どこにヒントが転がっているかわからない」
例えば、通勤途中で見た景色や朝のニュース番組、雨の音や休日に公園で運動しているとき。
そのようないわゆる「日常生活」の中に、実はたくさんデザインのヒントが転がっています。
今回は、そのヒントの見つけ方のコツを書いていきたいと思います。
「デザイナーってどういう仕事なの?」と思っている方に伝わると嬉しいです。
ヒントの見つけ方①
・好きなものからインスピレーションを得る
これは、皆さんが見つけやすく一番多く用いる方法だと思います。日常において好きなものからヒントを得るわけですね。例えば、映画やドラマやアニメ、美術館や図書館といった場所、公園やキャンプなどの様々なシーンでヒントを得られたりします。
自分自身が身近で見ているものの中からヒントを探す人は多いのではないでしょうか?しかし、ただ見ているだけではヒントは見つけられません。
「作ろうとしているデザインの情報は常に頭の中に浮かべておくこと」
頭の片隅に意識しておくことこそ、重要なキーポイントになっていくのです。
ヒントの見つけ方②
・ピンタレストを使う
この方法もよく活用されるものですね。
ピンタレストとは、画像検索の要領で知りたいアイデアを一覧で検索することができるサービスです。通常の検索エンジンで検索するよりもよりよく知りたい情報が得られて、色々なアイデアを見ていくうちに、表示してくれるものも自動でカスタマイズしてくれます。
こうして見ていると、ふっと思い描いていたものが具現化したりします。余談ですが、私はよくこの方法で解決する場合が多いです。
ヒントの見つけ方③
・ノートに書き出す
実はこの方法、デザインする上で一番大事なことなのです。私は「ヒントがなかなかまとめられない!」と頭の中でグルグルしている時に使います。「原点に戻れ」ですね。
何も思い浮かばないでパソコンに向かっていると、マシンに「使われた」デザインしか出来上がらない…という局面に陥ります。マシンを「使った」デザインを作る、というのも忘れてはいけないキーポイントです。
ヒントの見つけ方④
・常にアンテナを張っておく
この世界で見るもの全てが「デザイン」されているものです。計り知れない多くの人たちが作った(造った)もので溢れてるのです。つまり、見るもの全てがデザインの辞書にもなり得るのです。
しかし「常に」というと疲れ切ってしまいます。
徐々に慣れていくとは思いますが、「フィルターを切り替える」感覚でオンオフしてくのもコツです。オフのつもりでも、閃きが突然降りてくることもあるので職業柄自然と身に付いてきます。
ここまでいかがでしたでしょうか。
「難しそう」という声も聞こえそうですが、デザインの現場ではそれぞれのデザイナーさんのやり方でヒント探しをしています。
あくまでも一例として、参考にしてみて下さると嬉しいです。
さて、ここで一つ上級編も書いておきます。
ヒントの見つけ方 —上級編—
・いいデザインとよくないデザインを考える
独学では得られないものが、プロの世界にはあります。
プロとアマチュアの違いですね。
どんなにいいものを作った気になっても、基礎が抑えられていなければプロには簡単に見抜かれてしまいます。「デザインの中のルールに沿って」ヒント探しをしましょう。基礎を踏まえた上で、周りを見ると先鋭されたものを見抜く力がついてきます。そうすると、案に困った時に出した案でも実は良いものが出来上がったりするのです。
いかがでしたでしょうか。
今回はデザイナーさん向けというよりは、「デザイナーになってみたいけどよくわからない」と思っている人向けに書いてみました。
あくまでも私の方法ですが、がむしゃらに案を探すのではなく、ヒントの探し方を参考にぜひデザインの世界に踏み込んで見て下さいね!