初めての自社広告にチャレンジ!: Google Adsを成功させる6つのステップ

2023.09.27

マーケティング
初めての自社広告にチャレンジ!: Google Adsを成功させる6つのステップ

北海道旭川市のデザイン会社、ドリームクリエイトです。

自社製品やサービスを広めるために広告の力はとても大切です。何かを検索した時に、Googleの画面に「スポンサー」として広告が出て来ることがあります。

弊社も広告を出していますが、こういったものです。

これは、Google Adsと言って、デジタルマーケティングの世界で成功を収めるための鍵となる強力なツールです。しかし、初めて使う人にとっては複雑に思えるかもしれません。この記事では、初めての方でもGoogle Adsの基本を解説し、効果的な広告キャンペーンを作成するためのステップを一つずつ丁寧にご紹介します。

広告予算の最適化、キーワードの選定、効果的な広告の作成、成果の測定と改善まで、成功のための重要なポイントをご紹介しますので、このガイドを通じて、あなたのビジネスやサービスをもっとたくさんの方に知ってもらうようにしましょう!


 

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1.アカウントの設定と準備

Google Adsを利用するためには、まずアカウントを作成し、基本的な設定を行う必要があります。ここでは、そのステップを紹介します。詳しく書くと、それだけでブログ記事1つになってしまうので、そこは割愛します。

1-1. アカウントの作成

まず、Google Adsの公式ウェブサイトにアクセスし、Google アカウントでログインします。アカウントがない場合は、新しいアカウントを作成します。これにより、広告キャンペーンを作成し管理するためのプラットフォームにアクセスできるようになります。広告用に、Googleアカウントを1つ作成しておくと便利です。

1-2. 支払い設定

次に、広告キャンペーンのための支払い設定を行います。クレジットカード情報や請求先情報を登録し、広告費用の支払い方法を設定します。支払い設定は正確に行うことが重要で、キャンペーンが中断されないようにしましょう。

1-3. 予算の設定

広告キャンペーンの成功には予算の設定が欠かせません。予算は日々の支出をコントロールするための重要な要素です。どれだけ予算を設定するかは、ビジネスの目標や競争状況に合わせて検討しましょう。最初は1日あたり少額からスタートし、反応を見ながら徐々に上げていくことをお勧めします。

1-4. キャンペーンのタイプ選択

Google Adsでは、さまざまなキャンペーンタイプが提供されています。例えば、検索広告、ディスプレイ広告、動画広告などがあります。キャンペーンの目標に合わせて適切なタイプを選択しましょう。

1-5. ターゲット設定

広告を表示するターゲットオーディエンスを設定します。地理的なターゲットや興味・行動に基づくターゲットなど、広告が表示されるべき対象を明確にしましょう。

1-6. ターゲットキーワードの選定

広告が表示されるためのキーワードを選定します。キーワードリサーチを行い、関連性の高いキーワードをリストアップしましょう。キーワードは広告の成功に大きな影響を与えます。

アカウントの設定と準備は、広告キャンペーンの成功に向けた基本です。慎重に設定を行い、キャンペーンをスムーズに始めるための基盤を築きましょう。次に、キーワードリサーチについて詳しく説明します。


 

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2.キーワードリサーチ

キーワードリサーチは、Google Adsキャンペーンの成功において極めて重要な要素です。正確なキーワードを選択することは、ターゲットオーディエンスにリーチし、高いクリック率(CTR)とコンバージョン率を実現する鍵となります。以下はキーワードリサーチのステップバイステップのガイドです。

2−1. ビジネスと目標の理解

キーワードリサーチの最初のステップは、自分のビジネスとキャンペーンの目標を明確に理解することです。どの製品やサービスに焦点を当てるか、どの地域で展開するか、どのようなアクション(例: 購入、登録、お問い合わせ)を促したいかを明確にしましょう。ここでは、あまり多くの目標やサービス、製品を紹介するのではなく、1点に絞るくらいでいいでしょう。慣れて来たら徐々に範囲を拡げて行けばOKです。

2−2. 関連キーワードの洗い出し

ビジネスと目標が明確になったら、関連キーワードを洗い出します。これには、製品やサービスに関連する一般的なキーワード、競合他社が使用しているキーワード、およびロングテールキーワード(より具体的で長いフレーズ)を含めます。Googleなどで、関連キーワードを調べてもいいですし、ヒットさせたいカテゴリを選択してもOKです。

2−3. キーワードプランナーツールの利用

Google Adsのキーワードプランナーツールは、キーワードリサーチに非常に役立ちます。ツールを使用して、選択したキーワードの月間の検索ボリューム、提案される入札価格、競合度などを調査しましょう。

2−4. 競合分析

競合他社がどのキーワードを使用しているかを分析し、競争が激しいキーワードと競争が低いキーワードを識別します。競合が激しいキーワードの場合、予算を適切に設定することが重要です。競合が激しい場合には、予算を少し多めにかけなくては表示されることが少なくなるためです。

2−5. キーワードの絞り込みと選択

リサーチと分析を通じて、最も効果的なキーワードを絞り込み、選択します。これらのキーワードは、ターゲットオーディエンスのニーズに合致し、競合が適切なレベルである必要があります。最初からこのあたりのキーワード選択はうまく行かないのが普通ですから、結果をよく見て改善を繰り返します。

2−6. キーワードのグループ化

選択したキーワードをテーマや関連性に基づいてグループ化します。広告グループごとに関連キーワードを集約し、適切な広告コピーを作成します。

キーワードリサーチは、キャンペーンの成功の土台を築く重要なステップです。適切なキーワードの選択は、広告の表示頻度とクリック率に直結し、効果的な広告キャンペーンの実現に寄与します。


 

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3.広告グループの作成

Google Adsキャンペーンを効果的に管理し、ターゲットオーディエンスに適切な広告を表示するために、広告グループの作成は重要なステップです。以下は広告グループを効果的に作成するための手順です。

3-1. グループのテーマを定義

広告グループのテーマを明確に定義します。これは、特定の製品、サービス、またはキーワードに焦点を当てるものです。例えば、スポーツ用品店の場合、テーマは「ランニングシューズ」や「バスケットボール用具」、「野球用品」などが挙げられると思います。

3-2. グループに関連するキーワードを選択

選択したテーマに関連するキーワードを選びます。これらのキーワードは、広告が表示される条件となります。キーワードは、テーマに合致するものから選び、競合度や検索ボリュームを考慮します。競合が多い場合には、「大きなキーワード+小さなキーワード」のように範囲を小さくすることもお勧めです。例えば、北海道・旭川市のスポーツ用品店なら「旭川 スポーツ用品」のようなイメージです。

3-3. キーワードのマッチタイプを設定

キーワードのマッチタイプを設定します。一致タイプには完全一致、フレーズ一致、広告に一致、広告を含むなどがあります。正確なタイプを選択し、キーワードの制御を行います。通常はフレーズ一致から初めてみるとよいでしょう。

3-4. 広告コピーを作成

広告グループごとに適切な広告コピーを作成します。広告は選択したキーワードと一致し、ターゲットオーディエンスに関連性が高い必要があります。ここは、広告に表示される文言なのでじっくり考えましょう。魅力的なコピーは、当然クリック率が高くなります。具体的な数字を入れると良い、という結果もあります。例えば「今なら10%OFF 野球用品が安い」「100通りの組み合わせ オーダーメイドのユニフォーム作成」などです。

3-5. ランディングページを選択

広告をクリックしたユーザーを誘導するランディングページを選択します。ランディングページは広告のコンバージョンを高めるために魅力的で関連性の高いものであるべきです。ホームページに誘導するのもよいですが、できれば専用のランディングページを作った方が効果的と言われています。

弊社ドリームクリエイトの広告に関しても、通常のホームページとは別のものを用意しています。

3-6. グループの名前と設定

広告グループに適切な名前を付け、広告表示のターゲット設定や予算の設定を行います。各広告グループを一意に識別できるようにしましょう。

3-7. キーワードと広告の連動

選択したキーワードと対応する広告コピーを適切に関連付けます。キーワードと広告が一致することで、広告ランキングを向上させます。

広告グループの作成は、キャンペーンの構造化と広告のパフォーマンス向上に不可欠です。各グループを関連性の高いキーワードと広告で構築し、ターゲットオーディエンスに適切なメッセージを伝えましょう。


 

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4.広告(ランディングページ)の作成

Google Adsキャンペーンの成功には、魅力的で効果的な広告を作成することが不可欠です。ここでは、広告の作成に関する重要なステップを説明します。

4-1. ターゲットオーディエンスを考慮

広告を作成する前に、ターゲットオーディエンスのニーズと関心を考慮します。どのようなメッセージが彼らに響くかを考えてみましょう。大切なのは、売る側が伝えたいメッセージを書くのではなく、購入者側が求めているメッセージを書くことです。

4-2. 強力な見出し

広告の見出しは注意を引き、ユーザーの興味を引くために重要です。キャッチーで関連性の高い見出しを作成しましょう。先ほどのように具体的な数字を入れてみることをお勧めします。

4-3. 詳細な説明文

ランディングページの説明文では、製品やサービスの特徴や利点を説明します。短いが有益な情報を提供し、クリックを促進します。

4-4. 呼びかけ(CTA)の追加

ランディングページに関しては、広告には強力な呼びかけ(CTA)を含めましょう。例えば、「今すぐ購入」や「無料お試しを始める」などのアクションを促すメッセージが効果的です。

4-5. キーワードの活用

選択したキーワードを広告内(ランディングページ内)に適切に組み込みましょう。キーワードの一致度を高め、広告ランキングを向上させます。

4-6. 拡張機能の利用

Google Adsでは、拡張機能を使用して広告を強化できます。場所拡張、リンク拡張、電話番号拡張など、適切な拡張機能を選択しましょう。

4-7. レスポンシブ広告の活用

レスポンシブ広告は、異なるデバイスや画面サイズに適応する広告形式です。モバイルユーザーを含む多くのユーザーに対応するために活用しましょう。

4-8. A/Bテストの実施

複数の広告バリエーションをテストし、どの広告が最も効果的かを確認するA/Bテストを実施しましょう。テスト結果に基づいて広告を最適化します。

4-9. プレビューとデバッグ

広告を作成したら、プレビューツールを使用して広告の外観を確認し、誤字や不具合をチェックしましょう。

効果的な広告の作成は、キャンペーンの成果を向上させるための鍵です。ターゲットオーディエンスに合わせたメッセージを提供し、クリックからコンバージョンへのパスをスムーズにしましょう。


 

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5.トラッキングと測定

Google Adsキャンペーンを成功させるためには、広告のパフォーマンスをトラッキングし、適切に測定することが不可欠です。ここでは、トラッキングと測定に関する重要なステップを説明します。

5-1. コンバージョントラッキングの設定

広告の目標(例: 購入、お問い合わせ、登録など)に合わせて、コンバージョントラッキングを設定します。これにより、広告がどれだけ効果的かを正確に測定できます。

5-2. Google Analyticsとの連携

Google Analyticsを使用してウェブサイトのトラフィックとコンバージョンを詳細に追跡しましょう。Google Adsとの連携を設定することで、広告キャンペーンのパフォーマンスデータを総合的に分析できます。

5-3. カスタムトラッキングURLの利用

カスタムトラッキングURLを使用して、異なる広告やキーワードからのトラフィックを追跡しましょう。これにより、広告の効果を詳細に理解できます。

5-4. コンバージョン価値の設定

各コンバージョンに対する価値を設定します。これにより、広告のリターゲティングや予算最適化に役立ちます。

5-5. カスタムレポートの作成

Google Adsから提供される標準レポート以外にも、カスタムレポートを作成しましょう。必要なデータに簡単にアクセスできるようになります。

5-6. ターゲットの地理的データを利用

広告の地理的なパフォーマンスデータを活用し、地域ごとの成功要因を把握します。地理的なターゲット設定を最適化します。

5-7. 定期的な分析と改善

広告キャンペーンのデータを定期的に分析し、改善の機会を見逃さないようにしましょう。不要な広告を停止し、成功した戦略を拡大します。

5-8. ROIの追求

コストと収益のバランスを確認し、広告の投資対効果(ROI)を追求します。ROIを最大化するために予算の調整やキーワードの最適化を行います。

トラッキングと測定は、広告キャンペーンの効果を評価し、改善するために欠かせないステップです。データに基づいた意思決定により、効果的な広告戦略を継続的に発展させましょう。


 

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6.広告キャンペーンの最適化

広告キャンペーンを設定したら、その後も継続的な最適化が必要です。成功したキャンペーンを維持し、効果を最大化するためのステップは以下です。

6−1. キーワードの最適化

キーワードリストを継続的に監視し、効果のないキーワードを削除しましょう。これらは管理画面で確認することができます。また、新たなキーワードの追加や競合調査を行い、リサーチをアップデートします。

6−2. ランディングページの改善

せっかく広告自体がよくて、Google検索などでクリックしてくれても、ランディングページの内容が悪ければコンバージョンに繋がらなくては意味がありません。広告から流れてきたランディングページが、コンバージョンに繋がっているか確認しましょう。あまり反応がよくない場合は、ランディングページの内容やデザインの改善が必要かどうか検討します。コンバージョン率を予め設定しておくのもよいでしょう。

6−3. A/Bテストの実施

広告コピー、タイトル、画像、CTAなどの要素を変更したA/Bテストを実施し、最も効果的なバリエーションを特定します。データに基づいて広告を最適化します。

6−4. 広告のスケジュール設定

広告を表示する時間帯や曜日を分析し、コンバージョンが高い時間帯に予算を配分します。無駄な広告費の削減やリソースの最適活用に役立ちます。

6−5. 競合調査

競合他社の広告活動を監視し、競争力を保つための策略を練りましょう。競合情報を活用して自身の広告戦略を改善します。

6−6. バジェット管理

予算の適切な管理がキャンペーンの持続可能性に影響します。クリック率(CTR)やコンバージョン率に基づいて広告グループごとに予算を最適化し、無駄な広告費を節約します。

6−7. レポートと分析

Google Adsのレポートを定期的に確認し、データに基づいて意思決定を行います。広告のパフォーマンスを把握し、改善のための方向性を見つけましょう。

広告キャンペーンの最適化は、持続的な成功の鍵です。データに基づいた改善と戦略の調整により、広告キャンペーンのROIを向上させ、ビジネスの成果を最大化しましょう。

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いかがでしたか?

ちょっと複雑に感じる部分も多いと思いますが、まずは実践です。デジタルマーケティングの世界への一歩は誰でも不安なもの。でも、Google Adsは使いやすく、効果的な広告キャンペーンを構築し、オンラインでビジネスを成功させるための強力なツール。成功のために計画、実行、最適化、そして継続的な学習と改善をしていきましょう。

デジタル広告は絶えず変化し、競争が激化しています。そのため、情報を最新に保ち、新しいトレンドやテクニックに対応することが重要です。また、データを活用し、戦略を洗練させることで、競争力を維持し、成果を最大化できます。

私たち株式会社ドリームクリエイトは、こういったデジタルマーケティングや広告に関してもお取り扱いしています。効果的な広告キャンペーンの作成や、SNS広告などぜひお任せください。