ホームページ制作の流れや期間・費用などを紹介:スムーズに制作を進めるポイントを解説!
2023.11.10
WEBデザイン北海道旭川市のデザイン会社、ドリームクリエイトです。
ホームページは、今日のビジネスにとって不可欠なフロントエンドです。しかし、効果的なホームページを制作するためのプロセスは、多くの企業にとってはわかりにくい部分かもしれません。この記事では、ホームページ制作の一連の流れ、それにかかる期間や費用、見積もりと予算計画の立て方、そしてプロジェクトをスムーズに進めるためのポイントを詳しく解説します。スタートからゴールまで、わかりやすいガイドとしてご活用ください。
□ホームページ制作の流れ
ホームページ制作は、単に見た目を整えるだけではありません。それは、戦略的なプランニングと段階を踏んだ実行を要するプロジェクトです。通常、私たち株式会社ドリームクリエイトが通常ホームページ制作をする際のステップを10に分けてご紹介します。
1,ニーズ分析と目標設定
最初に、ビジネスの目的とホームページで達成したい目標を明確にします。ターゲットの特定とそのニーズを理解することが重要です。これには、競合他社の分析や市場のトレンドの評価も含まれます。そのホームページを制作して、どんなストーリーを描いているのか、などを確認させていただいています。
2.プロジェクトの範囲定義
機能要件、ページの数、ウェブサイトの種類(オンラインショップ・企業サイト・ランディングページなど)を定めます。期限、予算などもこの段階で確定します。
3.サイトアーキテクチャとワイヤーフレーム作成
サイトの基本的な構造を作成し、主要なページのレイアウトを決定します。ワイヤーフレームはデザインの基盤となり、後のデザインフェーズでの指針になります。
4.デザイン
ワイヤーフレームにてページの構成を決めた後、企業やブランドのイメージに合わせたビジュアル要素を選定します。色彩、タイポグラフィ、画像などのデザイン要素を決定し、ユーザー体験を考慮したデザインを行います。シンプルながらも洗練されたデザインを基本的にご提案していますが、クライアント企業様のイメージを大切にしています。
5.コンテンツ制作
必要に応じて効果的なキャッチコピーやメディア(写真、動画など)を準備します。SEOを意識したキーワードの選定とコンテンツの最適化もこの段階で実施します。各項目の文章はクライアント企業様にご提供いただくこともありますし、私たちが書くことも可能です。AI技術を取り入れた戦略的な文章をご提案可能です。
6.開発(コーディング)
デザインされたレイアウトを実際のウェブページに変換します。フロントエンド(ユーザーが見る部分)とバックエンド(サーバー側の設定)の構築をいたします。
7.テスト
ブラウザの互換性テスト、レスポンシブデザインの検証、リンクやフォームの動作確認など、徹底的なテストを行います。基本的には代表的なブラウザの最新版に合わせた仕様としておりますが、特別なテスト環境が必要な場合はお伺いしています。
8.レビューと修正
クライアント企業様の確認やフィードバックを受けて、必要な修正を加えます。
9.ローンチ
すべてのテストが完了し、最終的な承認が得られたら、ホームページを公開します。Googleなどの検索エンジンにインデックス登録したり、分析のためのGoogle Analytics設定を実施します。
10.保守と更新
ホームページは作ったら終わりではなく、これからずっと進行していくプロジェクトです。そのため、定期的なメンテナンスと更新が必要です。セキュリティのアップデート、コンテンツの追加、ユーザーフィードバックへの対応を続けます。
このステップバイステップのアプローチにより、ホームページ制作は明確な構造を持ち、想定外の遅延やコスト増を避けることができます。それぞれの段階で区切りを付けてクライアント企業様とチェックをするため、全体が一貫した方向性で作業を進めることが可能となり、結果として高品質なウェブサイトを構築することにつながります。
□ホームページ制作の期間とスケジューリング
私たちがホームページ制作を受注した際、制作期間は、通常1ヶ月から3ヶ月程度とご案内させていただく案件が多いです。もちろん、この期間はホームページの規模や求められる機能の複雑性によって大きく変わります。例えば、シンプルな企業紹介サイトの場合は短期間で完成することが可能ですが、商品のオンライン販売を目的としたECサイトなど、より複雑な機能を必要とするプロジェクトでは、より長い期間が必要です。
ここでは、実際によくお問合せいただくホームページの種類ごとにおおよそのページ数や、制作にかかる期間をご紹介します。
ランディングページ(基本的に1ページ):約2週間程度
ランディングページ(LP)のように、通常オンライン広告経由で訪れるようなタイプのものは、1ページで簡潔することが多いため制作期間も短くて済みます。
中小企業のコーポレートサイト(3〜5ページ程度):約1ヶ月半
メインターゲットやイメージの打ち合わせ、ページ構成などの打ち合わせの回数も多くなってきます。この規模から、上記10ステップも量が多くなってくるため、このくらいの期間をみていただいています。
ホテルなどの中規模サイト(~20ページ):約3ヶ月
ホテルなどはページ数も多くなりますし、写真や料理などのコンテンツも重要です。SNSなどの連携やブランディングの打ち合わせ等も多くなります。デザインやコーディングにかかる時間も必然的に多くなるため、制作期間も長くなります。
大企業のコーポレートサイトやECサイト(20ページ~):約6ヶ月〜
大企業や取扱い品目の多いECサイトなどは、ページの数も必然的に増えます。さらにこういった企業では多言語対応をしている場合も多いため、専用のページを作ったりなどリクエストが多岐にわたることも多いのです。大規模ECサイトなども同様で、商品登録に時間がかなりかかることも想定されます。
□ホームページ制作の費用感と予算計画
ホームページ制作の費用は、デザインの複雑さ、機能の多様性、コンテンツ量などによって変動します。WordPressなどのCMSを使用したランディングページなどの最小構成であれば、比較的低コストでの制作が可能ですが、オーダーメイドのデザインや複数の言語対応、高度な機能を要するECサイトなどでは費用が上がります。
予算計画をする際は、まず必要な機能とその優先順位を明確にし、最も重要な機能から予算配分を行うことが重要です。また、将来的なウェブサイトの拡張や更新コストも考慮に入れておく必要があります。予期せぬコストを避けるためにも、詳細な見積もりと契約内容の確認を行いましょう。
ここでは、私たち株式会社ドリームクリエイトがご提案していることが多い費用感をご紹介します。
ホームページの種類 | ページ数の目安 | 費用の目安 |
ランディングページ(LP) | 1ページ | 10万円程度〜 |
中小企業などのサイト | 5〜8ページ程度 | 50万円〜100万円程度 |
ホテルなどのコンテンツを重視した中規模サイト 一般的なECサイト |
10〜15ページ程度 | 120万円〜180万円程度 |
大企業などのページが多いサイト 商品点数の多いECサイトなど |
20ページ以上 | 300万円〜 |
もちろん、ここに挙げた費用感は一般的な例としてご紹介していますので、デザインや写真、動画等のコンテンツの量やお知らせ・ブログ機能等の追加などによってお値段は変化しますのでご了承ください。首都圏などに比べて同じ規模感・機能・デザインでしたら、かなり費用感は抑えられると考えていますのでご検討ください。
いかがでしたか?
ホームページ制作の流れや期間、費用、そしてスムーズに進めるための各フェーズでのポイントを紹介しました。ホームページはビジネスの重要な顔であり、効果的なウェブサイトを作成するためには計画的なプロセスが必要です。
北海道旭川市のデザイン会社、ドリームクリエイトでは、クライアント企業様と打ち合わせを繰り返し、最適なホームページ制作をご提案させていただきております。予算感や納期などにも柔軟に対応いたしますので、ぜひご相談をお待ちしております。