デザインの力でビジネスをリードする方法：1歩先を行く事業構築のために
2023.08.16
マーケティング
北海道旭川市のデザイン会社、ドリームクリエイトです。
近年、デザイン思考やユーザーエクスペリエンス（UX、ユーザー体験のこと）がビジネスの中核として位置づけられてきました。かつて、デザインは「見た目」や「雰囲気」「感じ」などを向上させるものとして捉えられていましたが、今やそれは企業の成功のための不可欠な要素となっています。デザインは、もう「見た目」「雰囲気」「感じ」を向上させるだけのものではありません。誰にでも使いやすく、わかりやすく、直感的に体験できるようにすることも「デザイン」なのです。
この記事では、デザインがビジネスに与える影響と、それを最大限に活用する方法について考察します。
ブランドの価値を高める
現代の市場では、製品やサービスの機能性だけでなく、ブランドの価値も競争の中心となっています。ブランドの価値とは、そのブランドが消費者の心の中で持つ感情や認識、期待などの総体的な評価を指します。例えば、ロゴ、色使い、フォント、トーンなどの視覚的・言語的要素を一貫させることで、認識の簡単さと記憶の定着を図ります。
ブランドの価値向上においては、顧客との関係を深化させることが大切です。SNS等を活用して顧客とのコミュニケーションを増やし、フィードバックを活かすことで、信頼関係を築くことができます。SNSでブランドストーリーを共有し、企業の起源や理念、ミッションを明確に伝えることで、消費者との感情的な繋がりを深めることができます。
高品質な製品やサービスを提供することは基本中の基本です。ブランドの評価は、実際の製品やサービスの品質に直結します。期待を超える価値を提供することが最も効果的なブランド価値の向上方法です。また、環境問題への取り組みや、地域社会への寄付など、企業の社会的責任を果たす姿勢は、消費者からの評価を高める要因となります。
そして、継続的なマーケティング活動を行ってそれらのイメージを定着させることが不可欠です。広告、イベント、PR活動などを通じて、ブランドのメッセージを継続的に伝えることで、認知度と好感度を向上させることができます。
このように、ブランドの価値を高めるためには一貫したブランドイメージの形成、顧客との関係の深化、社会的責任の果たし方など、多角的な視点からの取り組みが求められます。これらの要素を意識的に取り入れ、戦略的にブランドを築くことで、長期的な成功を収めることができるでしょう。
ユーザーエクスペリエンスを向上させる
ユーザーエクスペリエンス（UX）とは、製品やサービスを利用するユーザーが得る経験の総体を指します。良好なUXは、ユーザーの満足度を高め、ブランドの評価を上げる要因となります。ユーザーエクスペリエンスを向上させるための具体的な方法を10個紹介します。
1. ユーザーニーズを理解する
直接ユーザーにインタビューを行ったり、アンケート調査を実施することで、実際のニーズや痛点を把握します。
2. シンプルなデザインを採用する
複雑なUIや多くの機能はユーザーを混乱させる可能性があります。シンプルで直感的なデザインを目指しましょう。
3. ユーザーテストを実施する
実際のユーザーにプロトタイプを使用してもらい、その反応やフィードバックを元に改善を繰り返します。
4. パフォーマンスを最適化する
ウェブサイトやアプリのロード時間を短縮し、快適な使用感を提供します。
5. アクセシビリティを考慮する
視覚や聴覚に障害を持つユーザーも考慮し、全てのユーザーが快適に利用できるデザインを心がけます。
6. クリアなCTA（Call to Action）を配置する
ユーザーに次に何をすべきかを明確に示し、行動を促進します。
7. サポートやカスタマーサービスを充実させる
ユーザーが問題に直面した際のサポート体制を整え、迅速かつ的確に対応することで信頼関係を築きます。
8. フィードバックループを確立する
ユーザーからのフィードバックを常に収集し、それを製品やサービスの改善に反映させることで、継続的なUXの向上を図ります。
9. 更新やリリースの際には明確なコミュニケーション
新機能の導入や更新内容をユーザーにわかりやすく伝えることで、混乱や不満を防ぎます。
10. トレンドや技術の進化に合わせてアップデートする
テクノロジーやデザインのトレンドは常に進化しています。時代の流れに合わせてUXを更新し、ユーザーに最新の体験を提供します。
ユーザーエクスペリエンスの向上は、継続的な努力とユーザーとの対話を通じて達成されます。ユーザーのニーズや期待を常に意識し、そのフィードバックを製品やサービスに反映させることで、長期的な成功を収めることができるでしょう。
判断を容易にする
良いデザインは、ユーザーに情報を簡潔に伝え、行動を促すことができます。例えば、ウェブサイトの場合、明確なCTA（Call to Action）や情報の階層構造が、ユーザーが求める情報やサービスを迅速に見つける手助けとなります。
デザイン要素や色、フォントなどが一貫していると、ユーザーは情報を容易に理解しやすくなります。不一致なデザインは混乱を招く可能性があります。ウェブサイトやアプリケーション上で最も重要な情報や行動への誘導を際立たせることが重要です。また、明確なCTAボタンや目立つ色を使用することで、ユーザーの注目を引くことができます。複雑な情報を階層的に整理し、分かりやすく表示し、適切なナビゲーションやカテゴリ分けが、ユーザーが求める情報をスムーズに見つける手助けとなります。
そして、ユーザーに望む行動を取らせるために、明確で魅力的なCTAを配置することが重要となります。ボタンのテキストやデザインは、ユーザーに次のステップを誘導するために工夫されるべきです。ユーザーが快適な体験を得られるように、デザインは使いやすさを重視すべきです。適切な間隔、適度なコントラスト、読みやすいフォントなどが必要です。
また、現代のデザインは、異なるデバイスや画面サイズに適応できるレスポンシブなものであることが求められます。ユーザーは様々なデバイスでサイトやアプリを利用するため、デザインの適切な調整が必要です。
総じて、良いデザインは情報の伝達とユーザーの行動を容易にするための手段として非常に重要です。ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、デザインの原則とベストプラクティスを活用することがおすすめです。
最大限の効果を引き出すための方法
ユーザーニーズを理解する
ターゲットとなる顧客のニーズや期待を理解することで、効果的なデザインを実現することができます。ユーザーインタビューや市場調査を通じて、ユーザーの声を取り入れましょう。ターゲットの選定は、現代のビジネスにおいてとても重要です。市場の現状やトレンド、競合状況などを徹底的に調査・分析することが必要です。顧客のニーズや行動パターンを理解し、適切なターゲットを見極めるためには、データに基づいた情報が重要です。
同じターゲットを狙っている競合他社の活動を分析し、自社の差別化ポイントや競争優位性を考慮してターゲットを選定することが重要です。自社がどのように他社と異なる価値を提供できるかを明確にすることが大切です。また、ターゲットをより小さなセグメントに分けてアプローチすることで、よりパーソナライズされた戦略が可能となります。セグメントごとに異なるアプローチを取ることで、より効果的な結果が得られることがあります。
プロの意見を取り入れる
プロのデザイナーやデザイン会社と連携することで、最新のトレンドやテクニックを取り入れ、ビジネスの競争力を高めることができます。
ビジネスとしてデザインの力を取り入れたいのなら、ぜひその分野に長けたデザイン会社を選定することをお勧めします。デザインばかりよくても、肝心なプロモーションやマーケティングに経験がなければ、ターゲットに刺さるデザインを作ることはできないでしょう。もちろん、その逆もしかり。マーケディングオートメーションの設定はできても、それを具現化するデザインが作れなければ意味がありません。
これらを別の会社に別にオーダーしてしまうと、ここでもイメージの乖離が生まれてしまいます。また、予算配分も大変でしょう。
私たち株式会社ドリームクリエイトは、マーケティングやデザイン、プロモーションといったビジネスに特化した「売るためのデザイン」をご提案しています。一貫したデザイン、プロモーション、マーケティングで予算配分もばっちりです。
ぜひ、1歩先を行く事業構築のためにデザインの力を使ってみてください。
株式会社ドリームクリエイトがお役に立てるはずです。
