ホームページ制作でWordPressを使用する時の10のメリット・デメリット|北海道のホームページ、DTPデザイン制作会社 – ドリームクリエイト
2023.06.17
WordPressWordPressは世界的に大きなシェアを持つ「CMS(Contents Management System」」と呼ばれるもので、ホームページを作ろう、と考えている方にとっておすすめのツールのひとつです。
カンタンにホームページを作ることができるツールは他にもたくさんありますが、汎用性の高さ、カスタマイズ性の高さで群を抜いています。しかし、万能ではありません。この記事では、WordPressを導入する上で気を付けなくてはならないことをお伝えします。
WordPressのメリット・デメリット
まずは、ここを抑えておくべきでしょう。
WordPressは非常にカスタマイズ性に長けていますが、万能ではないことはお伝えしました。メリットもあればデメリットもありますので、知っておくとサイト制作の際の選択肢として有効です。
WordPressのメリット
用途によってWordPressのメリットは異なってくるとは思いますが、基本的には以下の5点が挙げられます。
- 無料でWordPressのインストールができ、ほとんどのサーバーで対応している。
- デザインテンプレートが無料・有料含めて超豊富でまず困らない
- 機能追加のプラグインが超豊富。
- ブログ形式をベースとしているので、日々の更新などがやりやすい
- インターネット上にWordPressのTips集が山ほどある
ホームページを自分で管理・構築しようと思ったときに、レンタルサーバーを借りますが、このレンタルサーバーの大手は全てWordPressに対応しており、インストールも自動でできるのです。専門的な知識はほとんど必要なしで、サーバーごとにマニュアルも存在しています。
また、デザインテンプレートも無料・有料合わせて選びきれないほど存在し、カスタマイズも管理画面上である程度はできるものがほとんどです。同様に機能追加のプラグインも様々で、はっきり言って思いつく機能はほぼあると言ってもいいでしょう。
ページ構成も、基本的な部分を作る固定ページと、更新に使用する投稿ページとに別れており、管理がしやすいのも特徴です。もちろん、カスタマイズで他のカテゴリを作ることも可能です。
WordPressのデメリット
今度は反対にデメリット5つです。
- すっごく簡単か、と言ったらそうでもない
- SEO対策に関しては自分で管理しなくてはならない(WordPressを使わない他のサイトと同様)
- 本格的なホームページを作成するには、やはり専門的な知識が必要
- WordPressの脆弱性を狙ったサイバー攻撃が存在する
- レンタルサーバーとドメイン取得などは自前
ここに記載した通り、簡単だ!と言われてやり始めたはいいけど、案外簡単じゃないというのが1番ではないでしょうか。簡単、というのはある程度知識がある人にとってのことで、全くの初心者の方にはハートルは高いかもしれません。本格的なホームページにするにはWordPressを使わない時と同じくらいの知識が必要になる場合もありますし、セキュリティ対策も自分です。
これらに抵抗がある方は、別のシステムを検討した方がよいかもしれません。
ご紹介したように、メリットとデメリットを天秤に掛けて判断することが求められます。
ブログ機能を充実させたり、ニュースの更新頻度を高くしたりするのであれば、WordPressのメリットが生きてくるでしょうし、あまり更新せずに固定ページでの運用がメインなら、特にWordPressを使わなくてもよいのかも知れません。デザインのテンプレートに気に入ったものがなければ、そもそも使用には至らない場合だってあるでしょうし、1からテーマを作ることは初心者では困難です。
WordPressのテーマ
WordPressのテーマには、無料版と有料版が存在します。
WordPressを最初にインストールした際にも、無料のテーマがいくつかすでに入っていますので、好きなデザインを選んでみれば良いのですが、まあ「使えない」ことがほとんどです。
そこで、無料のテーマを配布しているサイトなどが参考になります。WordPress本家のサイトにも、無料テーマがたくさん公開されています。その数なんと8,000以上。
WordPressの無料テーマ -WordPress公式サイト-
この他にも厳選したテーマを紹介するサイトが検索するといくつも存在します。有料もしかり、「WordPressテーマ 有料」などでたくさん出てきます。時間のある時にお気に入りを保存しておくのもよいですね。
WordPressの活用方法
WordPressには、いろいろなメリットとデメリットがあることをお伝えしました。Web制作会社がいきなりWordPressを使用してサイトを構築していくことはあまりない(クライアント様からの要望があった時は別ですが)のですが、クライアント側にてニュースやブログをたくさん更新したい、という要望がある場合には、その更新の部分だけWordPressを導入する、といったことも可能です。
管理画面も必要な項目だけ見られるようにカスタマイズも可能なので(権限などで可能)、クライアントの担当者のリテラシーにバラつきがあるような場合には、思いっきり機能をしぼって簡単にすることも可能です。
WordPressのモバイル対応に関して
現在のWordPressのテーマは、ほとんどがレスポンシブデザイン対応とみていいでしょう。
つまり、パソコンの画面からタブレット、スマートフォンまでその幅に応じて最適化してくれるものがほとんどです。ですが、なかには表示が崩れてしまったり、意図したレイアウトにならなかったりと、ちょっとした不満が生じることもあるのが現状です。
本来であれば、パソコン用には横長の画像、スマートフォン用には縦長の画像が見やすいのですが、それを設定できないテーマも存在します。パソコン用の画像を単に小さくしただけなので、視認性が悪くなってしまい、モバイルフレンドリーではない、とGoogleに判断されてSEO的にも評価が低くなってしまう場合もあります。
このあたりもよく確認しておいたほうがよいでしょう。
いかがでしたか?
汎用的に使えるWordPressですが、細かい部分までカスタマイズするとなると専門的な知識が必要になります。もちろん、ドリームクリエイトでは、WordPressをメインにしたサイト構成や、部分的なWordPressの導入、そしてテーマのカスタマイズなどをお任せいただけます。
こういったものも含めていろいろご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。